尼僧物語
オードリー・ヘップバーン主演映画「尼僧物語」
尼僧物語・あらすじ

熱帯医学の学校に派遣されることになった彼女は、 かつてコンゴにいたことのある、同じコンゴ行きを望むシスター・ポーリンとの不仲に苦しんだ。 マザー・マルセラは、彼女に謙譲の心を示すために、わざと試験に失敗することができるかと聞いた。 さんざん悩んだの末、結局ガブリエルは優秀な成績で試験に合格し、 シスター・ポーリンとともに学校を卒業した。 ブリュセル近郊の精神病療養所での奉仕生活を経て、 ガブリエルは、かねてから望んだコンゴに派遣された。 外科医フォルテュナティ博士(ピーター・フィンチ)の下で 働くこととなったガブリエル=シスター・ルークは、ヨーロッパ人病棟を受けもち、 無神論者ではあるが度量の大きい彼の人柄にひかれていった。 博士の有能な助手として、彼女の仕事は休む暇もなかった。 ライ病患者収容所を経営するブエルミュレ神父を奥地に訪ねたり、 現地民の青年イルンガを寛容の心によって信仰に帰依させたりして、彼女の生活は続いた。 過労による結核菌の感染も、フォルテュナティ博士の手あてによって治った。 シスター・ルークはベルギーに呼びもどされた。 故国はナチスの軍隊にふみにじられようとしていた。 しかし聖職者は地下運動参加を禁じられていた。 父がナチスに銃殺され死んだ報せを聞き、かねてから教えの道に忠実であろうとすればするほど 苦しみを重ねてきた彼女は、レジスタンスに加わるため、 遂に修道院を出ることを決意した。 必要書類にサインし、自室で元の衣服に着がえた彼女は、 1人静かに扉をあけ、修道院を後にした。
尼僧物語・みどころ
尼僧服を脱ぎ、修道院から出ていくオードリーを長回しのカメラでとらえたラストシーンは
心に残る必見の場面!
戦時下のオードリーの境遇をほうふつとさせる映画です。
また撮影前、オードリーを始め共演女優たちは実際に修道院に4日間入り、
シスターの生活を体験、演技に大いに役立ったとされています。尼僧物語・撮影秘話
オードリーはシスタールークの役にのめりこみ、 ジネマン監督はオードリーの女優魂に大いに感服したそうです。 たとえば撮影中はシスターの生活に倣い、鏡を見ることは仕事以外自分に禁じたり、 休憩中誰かがレコードをかけようとすると、 「止めてくださらない?シスタールークはレコードを聴くことなど許されていませんから」 と役に没頭していた様子がわかります。 ジネマン監督はオードリーを 「仕事熱心で、礼儀正しく、優雅で、うぬぼれず、一緒に働く人たちに思いやりを忘れない女優は 見たことがない。彼女は華奢に見えるが、肉体的には非常に強靭だ」 と絶賛しています。尼僧物語・作品データ
| 尼僧物語 | 英語タイトル・Nun's Story |
| 製作 | ヘンリー・ブランク |
| 監 督 | フレッド・ジネマン |
| 脚 本 | ロバート・アンダーソン |
| 音 楽 | フランツ・ワックスマン |
| 共演者 |
ピーター・フィンチ イディス・エヴァンス ペギー・アシュクロフト ディーン・ジャガー |
| 製作年 | 1959年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 上映時間 | 151分・カラー |
