パリの恋人
オードリー・ヘップバーン主演映画「パリの恋人」
パリの恋人・あらすじ
彼女はある古本屋の店番で、パリのフロストル教授が主宰する「共感主義」 の哲学を信奉するいわゆるインテリ娘だった。 ジョーはファッション・モデルなどに興味はなかったが、 パリに行けば崇拝するフロストル教授に会えると思い、ミス・クォリティになるのを承諾した。 クォリティ誌の主筆マギー・プレスコット女史(ケイ・トムスン)とエヴリー、ジョーの3人一行は パリに到着、ジョーは早速、画家や詩人や共感主義者が集まる裏街のカフェーに行った。 翌日デュヴァルのサロンでは、見ちがえるほど美しくなったジョーの姿があった。 ミス・クォリティを紹介するパーティの夜、ジョーはフロストル教授が 裏街のカフェーで講演することを知ると、パーティのはじまる前のわずかな時間を縫って 出かけて行った。 ジョーははじめてフロストル教授(ミシェル・オークレール)に会って、 教授がまだ30代の青年であるのに驚いた。 ジョーの後を追って来たエヴリーはジョーを連れ、デュヴァルのサロンへタクシーを走らせた。 途中、2人は口論となった。 エヴリーは若い青年の教授が、彼女に興味を抱いているのがどうにも気に入らない。 ジョーは、教授の前でエヴリーが無礼なことを云ったと腹を立てた。 2人の口論は、サロンに着いてからも収まらなかった。 お陰でパーティはメチャクチャになった。 翌日エヴリーは、ジョーがフロストル教授の部屋にいるのをみつけると、 ジョーを連れ帰ろうとした。 前夜見せられなかった、デュヴァルデザインのドレスを今夜発表することになっていたのだ。 しかしそれは建前で、本音は教授の野心を見抜いたからだった。 しかし、ジョーはエヴリーのそんな態度が気に入らず、絶対帰らないと強情を張り、 二人は喧嘩別れしてしまう。 エヴリーが帰ると教授はエヴリーが見抜いたとおり、ジョーに求愛してきた。 彼女はようやく教授の本心を悟り、部屋をあわててとび出すと、デュヴァルのサロンへ急いだ。 ここでミス・クォリティはやっと誕生し、エヴリーとジョーは結ばれた。
パリの恋人・みどころ
ダンスの神様「フレッド・アステア」とジバンシーのファッションに身を包んだオードリーが
織りなす、軽やかで粋なミュージカル仕立てのラブ・コメディ映画に仕上がっている。
「パリの恋人」は原題「ファニーフェイス」、劇中でアステアが同名の曲を歌い、
「ファニーフェイス」は流行語となった。パリの恋人・撮影秘話
撮影中、ドーネン監督とオードリーが対立したというシーンの一つが、 酒場で若者たちと踊り狂う場面。 憧れの哲学教授の信奉者たちが入り浸る店で、オードリーが見せるダンスが圧巻なのですが、 その衣装が黒ずくめ。ソックスも黒に統一するべきといって譲らないオードリーに対し、 ドーネン監督は「白で!」と命令したといいます。 これには監督独自の意図があり、白のソックスのほうがダンスの脚の動きが目立つので、 観客の視線を集めやすいから、というものでした。 このシーンの撮影中、オードリーは監督と口をきかなかったのですが、 撮影後フィルムを見て、初めてオードリーは監督の意図を理解できたといいます。パリの恋人・作品データ
| パリの恋人 | 英語タイトル・Funny Face |
| 原 作 | ロジャー・イーデンス(作曲家) |
| 監 督 | スタンリー・ドーネン |
| 脚 本 | レナード・ガーシェ |
| 音 楽 | ジョージ・ガーシュイン |
| 共演者 |
フレッド・アステア ケイ・トムソン ミシェル・オークレール スージー・パーカー |
| 製作年 | 1957年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 上映時間 | 103分・カラー |
